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人々と戦争 ~平和に向かう人々の輪を求めて~

戦争という愚かな行為を地上から消し去ることが果たして出来るのだろうかと、世界を見廻したとき、私たちは悲観的にならざるを得ないでしょう。しかし今、たとえどんな状況にあろうと、多くの人間が平和を心から願うことから、何よりもまず道が開けてくることに望みをかけたいと思うのです。そのために私たちは、国内外を問わず、出来るだけたくさんの人たちと知識や感情を共有し、互いに共通の想いを培いながら、平和を模索する道筋を深めて行きたいと考えています。こんなにも戦争や紛争を克服することが望まれているのに、なぜ繰り返されてしまうのか、またその渦中ではどのようなことが起っているのか、そして終結後も続く困難の問題などに私たちは何が出来るのかなど、多角的な視点から、とりわけ市井に生きるごく普通の人々に思いを馳せ、考え、学びたいのです。

このきっかけを作るために、ACCは「人々と戦争」というテーマを、様々な視点から考える会を継続的に企画しています。

(C)Marc Schneider

いわゆるNGO活動の究極の目的は、グローバルなレベルでの平和構築への参画でもあります。しかし、人間が強大な富や高邁な平和構築理論にひれ伏すかに見えることはあっても、それらが人と人を真の意味で結びつけることはあるでしょうか。

私たち人間に平和が到達可能なものであるならば、それは互いの異なる文化の中で、出会い、尊重し、その関係性を育むことによってのみ、可能なことなのではないでしょうか。

そのために、ACCは、この企画におけるアートの役割を大切にしたいと考えています。それは、感性を土壌として、心に直接的に働きかける言葉、音楽、色、形などを媒介とした多くの芸術表現が、人と人とをつなぐ大切な役割を担っていると考えるからです。表面上の形体の向こうに流れるものにじっと耳を澄ますなら、長い時をかけてつむぎ出されてきた異なる文化の中に、私たちと同じ人間の生きるという営みに畏敬と親しみ、そして共通性を感じずにはいられないでしょう。 この時代に「人間が人間らしく生きるとは何なのか」、私たちが関わる現地の人々は、実はこのような問いを私たちに投げかけてくれている大切な存在なのです。共に学び、共に考える仲間達の輪が広がるよう願いをこめた活動、それが「人々と戦争」です。

「人々と戦争」の実績

第一回「人々と戦争・ベオグラードからの声~そこから青い闇がささやき」


ベオグラード在住の詩人、山崎佳代子氏の講演と詩の朗読、ヴァイオリニスト、豊嶋めぐみ氏の演奏、セルビア、日本両国の絵画展示。

(C)Marc Schneider (C)Marc Schneider

出品者:
ヴラディミール・ドゥーニッチ、ミラン・トゥツォヴィッチ、永井研治、森田奏美、丹野有美子

第二回「人々と戦争2005・人道支援の現場から」


(2005年9月 於:カトリック碑文谷教会)
 NGO活動家、長有紀枝氏の講演

第三回「人々と戦争2007・人道支援とアートの役割」


(2007年1月 於:セッションハウス・ガーデン)

ベオグラード在住のドイツ人写真家、マルク・シュナイダーの旧ユーゴ圏の紛争後社会で暮らす人々の作品展示とトーク・セッション。

(C)Marc Schneider (C)Marc Schneider

トーク・セッションのパネラー:
マルク・シュナイダー氏
篠原誠司氏(ギャラリスト、写真家)
丹野有美子(画家、ACC理事)
司会者は伊藤孝氏(セッションハウス・オーナー)

第四回「人々と戦争2008・伝えるということ」


(2008年1月 於:カトリック碑文谷教会)

ACC Young Hopesで活動する学生と若い社会人によるNGO体験で得た「人々と戦争」についての意見発表を中心としたトーク・セッション

(C)Marc Schneider (C)Marc Schneider

発表者:
久米澤咲季 (ACC Young Hopes メンバー、法律事務所勤務)
竹内めい  (ACC Young Hopes リーダー、東京大学大学院生)
中島麻美子 (ACC Young Hopes メンバー、団体職員)

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